出荷構成と将来の増設を分けて選ぶ
BTO PCの電源は、出荷時のCPU・GPU・周辺機器に合わせてショップが選定しています。購入時には電源容量、製品名、補助電源端子を確認してください。将来GPUを交換する予定がある場合は、交換先の条件も伝えて構成を選びます。
GPU単体の消費電力と、PC全体に推奨される電源容量は別の数値です。GPUの消費電力だけを2倍にする計算では、CPUや瞬間的な負荷、端子の条件を確認できません。まずGPUメーカーのシステム推奨値を参照します。
電源容量が大きいだけで、すべてのGPUに対応するわけではありません。必要なケーブル、ケースへの収まり、電源製品の仕様を合わせて確認してください。
現行GeForceの電力仕様を確認する
| GPU | GPU電力の公式値 | 推奨システム電源容量 |
|---|---|---|
| GeForce RTX 5060 | 145W | 550W |
| GeForce RTX 5060 Ti | 180W | 600W |
| GeForce RTX 5080 | 360W | 850W |
| GeForce RTX 5090 | 575W | 1000W |
上記はNVIDIAの基準仕様です。GPU電力はTotal Graphics Power、電源容量はRequired System Powerを示しています。個別のカードやCPU構成によって条件が変わるため、搭載カードメーカーとBTOショップの仕様も確認してください。
公式情報の確認日: 2026-10-11。出典: NVIDIA RTX 5060ファミリー、RTX 5080、RTX 5090。
80 PLUS認証と接続端子の確認
80 PLUSは、規定条件での変換効率などを確認する認証です。GoldやPlatinumの区分だけで、製品寿命、保護回路、動作音まで保証されるわけではありません。容量と端子に加え、電源メーカーの保証と製品仕様を確認します。
高消費電力GPUでは、PCIe 8ピンや16ピンの補助電源が必要です。12V-2x6などの端子名だけでなく、必要な供給電力と、GPU側が認める接続方法を確認してください。電源のモジュラーケーブルは、端子形状が似ていても別製品へ流用しません。
ATX 3.xへの対応は仕様確認の一項目です。増設時は電源製品のマニュアルに従い、端子を確実に接続します。ケーブルの曲げ方や空間の条件も、搭載カードの案内に合わせてください。
公式情報の確認日: 2026-10-11。出典: 80 PLUS公式FAQ、Intel電源設計ガイド。
電源を含む構成と支払い額を確認する
比較ツールでCPU・GPU・RAM・SSDをそろえた後、各ショップの商品ページで電源を確認します。電源の変更を選ぶ場合は、その差額を含む注文総額で比較してください。電源容量だけを理由にショップの標準構成を変更する必要はありません。
将来の増設が未定なら、現在必要な構成を優先します。交換予定のGPUが決まっている場合は、その推奨容量、ケーブル、ケース寸法まで確認した構成を選ぶと、購入時の判断が具体的になります。